似ているようで全然違う!? ~ 合併と経営統合 ~
合併と経営統合、2つともよく聞く用語ですが、
その違いはいったいなんなのでしょうか??
ふと気になったので、調べて、まとめてみました。
まず定義から確認していきましょう。
合併
複数の会社が完全にひとつになること
経営を統合することを指し、主に、
複数の企業が、持ち株を管理する新しい会社を作り(=持ち株会社)、
その傘下に入ること
すなわち、合併前の会社は2社とも形は残るというわけですね。
図にすると、以下のような感じでしょうか。
さらに、合併は
吸収合併
新設合併
の2種類に大別することができます。
それぞれの意味するところはというと、
吸収合併
合併により、存続する会社と消滅する会社があり、
消滅する会社の権利義務の全部を合併後、
存続する会社に承継させるもの
新設合併
2社以上の会社の合併であり、合併により消滅する会社の権利義務の全部を
新設される会社に承継させるもの
だそうです。
とすると、上の合併の図は新設合併になりますね。
関連する用語として、M&Aなどもありますが、
また違った意味合いを持っているようで。
こちらについては、また今度まとめたいと思います。