株式と債券の共通点と違い  - 明確な違いはコレだっ! -

株式と債券の違いってなんだっけ??
と、ふと思ったので調べてまとめることにしました。
(学生の時に授業でやった気がしないでもないのですが、もうごっちゃになっております笑)

違いの前に共通点から。
どちらも、企業や団体が活動を行うために募って資金を受け取り、引き換えに発行する証。
といったところでしょうか。
かなりざっくりした感じになりましたが笑

一方、明確な違いをひとことで言うなら受け取ったお金を返す必要があるかないか。
返す必要のあるほうが債券で、返す必要のないほうが株式。


これで終わり・・・

だとあまりにもそっけないので、もう一歩踏み込んでおくことにします。

まず、債券から。
「債」の文字からも連想できるように、借用証書のことで、企業や団体は受け取った金額を返済する必要があります。
利率や満期日が最初から決められていることが多く、定期的に利息を受け取ったり、
償還期限まで持つことで額面金額が戻ってきます。
ただし、経営悪化により、元本や利息が受け取れない場合もあるので、
その点は覚えておきましょう。

一方の株式
こちらも企業の資金調達の手段ですが、債券と違って出資者に返済する義務を負いません。
ここまでだと、お金を出した人にメリットないじゃん?ってなりますよね。
いいえ、ちゃんとあります!
起業は出資者(=株主;株式を購入した人)にお礼として、得た利益の一部を
配当金
として還元したり、
株主優待
というサービスを提供したりしています。


さらに!
株式を買いたい人が株式を売りたい人を上回って価値が上がれば
値上がりによる売却益(キャピタルゲイン)を得るコトもできるのです!


ザッとこんなところでしょうか。
リスクを小さめに、貸し出しで企業を応援したい、確実にリターンを得たい(といっても、預貯金よりリスクは高いですが)
リスクは大きくとも企業や団体を応援したい、とか、大きなリターンを得たいなら株式
といったところでしょうか。

いずれにしろ、株式も、債券ももっと奥の深いものなので、
徐々にリテラシーを高めていきたいところです。