そもそもどうすればいいの?? インデックスの見方・選び方について

投資初心者にも始めやすい、インデックス・ファンド。
商品数もさることながら、基準となるインデックスの数もかなりの数があるのです。
何を基準とするか、で、運用成績が大きく異なってくるのも事実。
今回は、インデックスの調べ方や比較方法について書いていきます。

 目次

・そもそもインデックス・ファンドとは??
・myIndexで、探そう!見つけよう!ぴったりのマイ・インデックス
・さらなる詳細は、各社サイトへGO!
・終わりに

 そもそもインデックス・ファンドとは??

インデックス・ファンドとは、ベンチマークへの連動を目指す投資信託のことです。
ここで、ベンチマークとは、投資信託の運用成果の目安となる指標のことを指し、代表的なものとして、
日経平均株価
TOPIX東証株価指数
MSCIコクサイインデックス
などがあります。

原則、インデックスファンドでは、対象の指標と同じ構成銘柄、比率をとるため、
連動した運用成績を出すことができる
というわけ。

手数料も安く、よく初心者向きとも言われるインデックスファンドファンドですが、
何を指標とする商品を選ぶかで、運用成績は大きく変わってくることになります。

 myIndexで、探そう!見つけよう!ぴったりのマイ・インデックス

何を指標としているか、また、そのファンド自体の運用成績は投資信託の目論見書や紹介ページを見れば
一目でわかりますが、その大元となっている各指標がどんな値動きをしているか、
把握しておきたいものです。

そんな時に使えるのが、myIndex
インデックス投資協会(代表者:加藤優一氏)が運営しており、同協会は
日本におけるインデックス投資を目的に設立されたそうです。

世界中のインデックスや、ETF投資信託について、まとめられていて、
それぞれ収録数は3274件、1439件と超多数!(2019年3月2日現在)

インデックスについては、最長30年分の情報を見ることができます。

実際に、myIndexでインデックスの情報を見てみましょう。
今回は、主要なインデックスについて見てみることにします。

まず、myINDEXにアクセスしましょう。
インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス

myINDEXのTOPページが表示されたら、「インデックスを探す」をクリックします。
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次に、「主要インデックスのリターン」をクリックします。
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主要なインデックスと年率リターンが表形式で表示されます。
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下方には、累積リターングラフが。
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こぅしてみると、「MSCIエマージング」と「S&P先進国リート」のリターンが全面的にみて高いことがわかりますね。
リターンが高いものは、一般的にリスク、すなわち価格の振れ幅も大きくなりがちなので、
そちらも考慮する必要がありますが、それも覚悟で高リターンを求めるなら、
これら2つがよい、ということになります。

もちろん、他にもたくさんインデックスはありますので、ご自身でいろいろ
検索してみるとよいでしょう。

 さらなる詳細は、各社サイトへGO!

さらに、各インデックスが、具体的に何を投資対象としているのかを知りたい場合は、
インデックスを出している各社のサイトを見てみましょう。

ここでは、例として米MSCI社のサイトを見てみます。
TOPページからのアクセス手順は割愛しますが、以下にアクセスすると、
MSCI社のインデックスの具体的な投資対象(国)を見ることができます。
Market cap indexes - MSCI

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〔キャプチャは上記URLにアクセスして、取得〕

私は、MSCIエマージングに、パキスタンが含まれていたことにびっくりでした!
と、このように、自分では想像もしなかったような投資先が
入っていたりすることもあります。

なんとなく、リスクリターンがいいから、この指標ベースの商品、ではなく、
ここまで深堀してみると、より納得のいくインデックス選びができそうですね。

 終わりに

いかがだったでしょうか。
どういったインデックスをベンチマークとするかで、運用成績が大きく異なってくることが
分かったかと思います。
それを踏まえた上での商品選びにも抑えておきたいポイントがあるのですが、
そちらについてはまた後日書きたいと思います。
自身で調べ、納得のいく商品選びをできるようになりたいですね。

 参考

インデックスファンド|投資の時間|日本証券業協会
ベンチマーク|投資の時間|日本証券業協会
「インデックスファンド」とは? その意味や特徴、代表的な銘柄などを、初心者にもわかりやすく解説!低コストで簡単に分散投資できるのがメリット!|投資信託おすすめ比較[2019]|ザイ・オンライン
インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス